• 2024.7.31
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ヘッドライトリペアとペイントプロテクションフィルム

宮崎市にお住いのT様から、MINIクラブマンのヘッドライトが黄ばんでいるのでキレイにしてほしいとのご相談がありました。

一般的な黄ばみ・くすみであれば、簡易的なポリッシングでもきれいにできますが、輸入車の黄ばみ・くすみの状況は、日本車とは少々異なります。表面に「クラック(小さな割れ)」が無数に入ることが主な原因です。

よく聞く話としては、そのクラックが表面ではなく内側が割れているように錯覚するため、リペアができないことからヘッドライトの交換を勧められることが多いようです。ただ、輸入車のヘッドライトは高価です。両方で40〜60万円くらいすると言われています。車種によってはそれ以上かもしれません。

ところが、そのクラックは「ハードコート」と呼ばれる層を研磨すれば、ほとんどの場合取り除くことができます。市販品によくある塗って汚れを落とすのではなく、ペーパーでの「研磨」です。研磨は、仕上がりのクオリティを左右しますのでちょっとだけ技術が必要です。

次のポイントは、研磨後にどのように透明度を出し、ヘッドライトを保護するのかですが、これには様々な方法があります。①コンパウンドで磨く、②クリアを塗る、③特殊な溶液のスチームをあてる、それぞれの施工方法によって透明度と耐久性(6カ月~2年程度)が違ってくると考えても良いでしょう。

ペイントプロテクションフィルム(PPT)について

さらに、当社が新たなサービスとして提供を始めた「ペイントプロテクションフィルム(PPT)※」があります。黄ばみのないくすみ程度の状況であれば、ヘッドライトの上に貼るだけで透明度が戻ります。また、先ほどの研磨をした後に貼ることで、透明度はさらに上がります。駐車環境にもよりますが、3年~5年程度の耐久性もあるスグレモノです。

ペイントプロテクションフィルム(PPT)の主な特徴
 ①厚みが150μμ(0.15mm※)あり、擦りキズ・飛び石などをガード
  (※サランラップの約15倍の厚みです。)
 ②紫外線を99%カット
 ③防汚性があり、長期間の透明度を維持

前置きが長くなりましたが、お客様にはこれらの違いを丁寧に説明し、ペイントプロテクションフィルムのデモ施工をご提案させていただきました。

施工前後のヘッドライト

クラックを研磨で取り除き、スチームによって透明度を出し、さらにペイントプロテクションフィルムを貼っています。お客様にも大変喜んでいただき、「きれいになってる~!」が第一声でした。その後、フィルム貼っているんですか?とのことでしたが、そのくらい馴染んでいます。

MINIは、大きな丸目のヘッドライトに愛嬌があり、小粋に走るおしゃれなクルマとして大切に乗られている方も多いと思いますが、結構な確率でクラックが発生してしまいます。そのような状況になった場合は、リペアすることでヘッドライトが輝き、見た目をグッと若返えらせることができます。

また、新しいお車の場合は、きれいな状態にペイントプロテクションフィルムを貼ることで、黄ばみの原因となるクラックや飛び石をガードできます。お車の状況によって施工方法をご提案できますので、どうぞお気軽にご相談ください。

この度は、弊社へのご用命、また、ペイントプロテクションフィルムのデモ施工にご協力いただき、誠にありがとうございました。

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